症状別
肩が痛い(四十肩、五十肩、肩こりなど)
肩の痛みは、しばしば日常的に経験されます。
したがって、慣れてしまわれる方が多く「これくらい大丈夫」と思って適切に治療を行いまま放置されるケースが増えています。
肩に痛みがあると首や背中といった周辺まで痛みが広がる場合があり、時には頭痛や吐き気なども伴うようになります。
パソコン作業が多い方や日ごろ同じ姿勢で仕事をするという方にも肩の痛みはよく認められます。
早い段階で適切に対応を行い、肩回りの関節や筋肉をゆるめておくことで、二次的な症状が発生するのを防ぐことができます。
腰が痛い(腰痛、ぎっくり腰、ヘルニアなど)
腰痛は、人間が二本足で歩行をはじめたときからの宿命といわれるくらいポピュラーな症状でありますが、腰が痛いと日常の生活で制限される動作が多くなります。
「にくづき」に「要(かなめ)」と書くことからもわかるように、腰というのは全身を支えるうえで非常に重要な役割を果たしています。
脊柱とそこからつながる骨盤の位置関係を適切にし、周辺の筋肉をゆるめ、可動域を広げることで、慢性的な腰痛の治療・予防につながります。
頭が痛い(頭痛、偏頭痛)
頭痛の原因はさまざまです。
首や肩の凝りからくることもあれば、脳出血等の頭部の疾患であることもあります。
そのため、頭痛が続く場合はまずは重大な病気が隠れていないかをチェックする必要があります。
それ以外であれば、頸椎のずれや歪み、首や肩の凝りをゆるめることで血流がスムースになり痛みが治まることも多いものです。
日ごろの姿勢や枕の高さなどによって症状が出ることもあります。
首が痛い
交通事故によるケガで首を痛めむち打ちになる場合があります。
その場合は、早めの治療を行う必要がありますのでお気軽にご相談ください。
首が痛い場合は、肩こりや頭痛が原因の可能性もあります。まずは痛みがありましたら当接骨院に相談・治療するとよいでしょう。
膝が痛い(曲げたときに痛いなど)
アスリートの方、スポーツ愛好家の方、また成長期の方はしばしば動かしたときに膝の痛みを感じます。
誤った使い方や、過度の伸展、そして成長痛など原因はさまざまです。
年配の方の場合は骨量低下による骨粗鬆症や、軟骨のすり減りによって痛みが出ることもあり、それらの場合は整形外科での治療が必要になることもあります。
膝の軟骨はすり減ってしまうと完全に元に戻ることはないので、早めの治療が必要となります。
足が痛い(捻挫、足首痛、肉離れなど)
足首の捻挫は、癖になりやすいといわれています。
また少し良くなると放置してしまう方がとても多いようです。
意外と知られていませんが捻挫後の処置は、適切に行わないでいると、ダメージを受けた靭帯や筋肉にストレスがかかったままとなってしまい、筋肉のみならず足首周囲の歪みとなってしまいます。
膝や足首が痛いという訴えで来院された患者様のなかには、以前に足首の捻挫をしたことがあるという方も少なくありません。
もともと足首に負担のかかりやすい生活をしているということもありますが、以前の捻挫を放置していたために起こったとも考えられます。
全体重を支える足首がダメージを受けると、膝や股関節・腰・背骨などにまで歪みが広がってしまいかねません。
足の痛みは放置しないようにしましょう。
当院の治療
当院では、肩や膝、腰等の痛みを訴えられて来院された患者様に対し、直接局所のみの治療を行うことはしておりません。
というのも、痛みが出る原因として全身のバランスの乱れや、関連痛などがあると考えられるためです。
局所のみを治療したとしても最終的な解決策には至りません。
全身の歪みを整え、生活習慣を改善することで初めて当初の痛みから解放されるものであると考えております。